【計算機付き】電気代・ガス代の補助金、冬はいくら安くなる?12月〜2月の値引き額を計算
「冬の電気代の補助、うちはいくら安くなるの?」「何か手続きは要る?」と気になっていませんか。
政府の電気・ガス料金の支援が、2026年12月使用分から2027年2月使用分までの3か月で実施されます。値引きの額は使った量で決まるので、家によって大きく違います。下の計算ツールに、検針票の使用量を入れて確かめてください。
📌 結論:まずはこれだけ
- 値引きは電気が1kWhあたり、都市ガスが1㎥あたりで決まる(12月は少なめ、本番は1・2月)
- ざっくり電気は「月の使用量×10円」、都市ガスは「月の使用量×40円」が3か月の値引きの目安
- 平均的な2人以上の世帯で、3か月で約7,000円安くなる目安
- 申請は不要。プロパンガスは対象外
この記事でわかること
- あなたの家の電気・ガスの使用量での、月ごとと3か月の値引き額
- いつ使った分が、いくら安くなるのか
- 去年の冬の支援との違い
- 対象にならない人と、不審な電話への注意
あなたの家の値引き額を計算する
検針票や会員ページの「ご使用量」を入れます。わからなければ、去年の同じ月の量でOK。1・2月は、12月を入れると約2割増しの量が自動で入ります(直せます)。
電気 12月440・1月529・2月527kWh、都市ガス 12月40・1月48・2月42㎥(出典と考え方はこちら)
値引きの単価と早見表
値引きの額は「単価 × その月の使用量」です。一般の家庭は、電気の「低圧」の単価が使われます。
| 使用月 | 電気(低圧) | 都市ガス |
|---|---|---|
| 2026年12月使用分 | 1.0円/kWh | 4.0円/㎥ |
| 2027年1月使用分 | 4.5円/kWh | 18.0円/㎥ |
| 2027年2月使用分 | 4.5円/kWh | 18.0円/㎥ |
| 3か月の単価の合計 | 10.0円 | 40.0円 |
3か月の単価を足すと、電気は10円、都市ガスは40円です。なので、毎月だいたい同じ量を使う家なら、3か月の値引きは「月の使用量×10円(電気)」「月の使用量×40円(都市ガス)」で見当がつきます。
【早見表】毎月同じ量を使った場合の3か月の値引き
| 電気の月の使用量 | 3か月の値引き |
|---|---|
| 200kWh | 2,000円 |
| 300kWh | 3,000円 |
| 400kWh | 4,000円 |
| 500kWh | 5,000円 |
| 600kWh | 6,000円 |
| 800kWh | 8,000円 |
| 都市ガスの月の使用量 | 3か月の値引き |
|---|---|
| 20㎥ | 800円 |
| 30㎥ | 1,200円 |
| 40㎥ | 1,600円 |
| 60㎥ | 2,400円 |
実際は、寒い1・2月のほうが使用量が増えやすく、単価も高いので、値引きの大半は1・2月使用分に集まります。
いつ使った分が安くなる?
「12月使用分」は、カレンダーの12月1日〜31日のことではありません。資源エネルギー庁の説明では、原則として12月中の検針日から1月中の検針日までに使った分です。
- 検針日は家ごとに違います。検針票や、電力会社・ガス会社の会員ページで確かめられます
- 値引きは、その使用分の料金から差し引かれます。請求が届く時期は、契約先の請求の締め日によって変わります
- 公表されている期間は2027年2月使用分までです。3月使用分は、2026年11月7日時点で対象に入っていません
去年の冬との違い
去年の冬(2026年1〜3月使用分)にも同じような支援がありました。今年は時期が1か月早まり、12月から始まります。
| 去年の冬 | 今年の冬 | |
|---|---|---|
| 対象の使用月 | 2026年1〜3月 | 2026年12月〜2027年2月 |
| 電気(低圧) | 1・2月 4.5円 3月 1.5円 | 12月 1.0円 1・2月 4.5円 |
| 都市ガス | 1・2月 18円 3月 6円 | 12月 4円 1・2月 18円 |
| 平均的な2人以上の世帯の目安 | 約7,300円 | 約7,000円 |
去年の冬の目安は資源エネルギー庁の試算です。電気は総務省「家計調査」の2人以上世帯の平均(1月529kWh、2月527kWh、3月452kWh)、都市ガスは電力・ガス取引監視等委員会「ガス取引報」の家庭用の平均(1月48㎥、2月42㎥、3月41㎥)を使っています。今年の冬の目安は、同じ1・2月の量に、12月の量(政府の計算サイトの前提「1・2月は12月の約2割増し」から逆算して電気440kWh、都市ガス40㎥)を足して、コストメイトが計算しました(電気5,192円+都市ガス1,780円=6,972円)。
対象になる人・ならない人
電気・都市ガスを使う一般の家庭
申請は要りません。制度に参加している電力会社・ガス会社が、毎月の料金から自動で値引きします。契約先が参加しているかは、政府の支援サイトの「値引き対象事業者を探す」で確かめられます。
政府の支援サイトを見るプロパンガス(LPガス)
今回の支援の対象ではありません。プロパンガスの家は、電気の値引きだけになります(計算ツールで「プロパン」を選ぶと、ガスは0円で計算します)。
不審な電話・メールに注意
⚠️ 申請や手数料は一切いりません
- この値引きを受けるために、申請などの手続きは不要です
- 生年月日、住所、家族構成などの個人情報や、手数料を求める電話が発生しています。経済産業省・資源エネルギー庁を名乗る不審なメールも報告されています
- 不審な電話やメールには対応せず、政府の問い合わせ窓口(0120-013-305、平日9:00〜17:00)に相談してください
よくある質問
値引きを受けるのに申請は必要ですか?
プロパンガス(LPガス)も安くなりますか?
12月使用分とは、いつ使った分ですか?
3月使用分も値引きされますか?
オール電化の家はどうなりますか?
出典と確認日
- 経済産業省 資源エネルギー庁「電気・ガス料金支援」:期間、値引きの単価、12月使用分の定義、申請不要、プロパンガスの扱い、不審な電話への注意と問い合わせ窓口(2026-11-07確認)
- 資源エネルギー庁「エネこれ」(2025-12-22):去年の冬の単価と、平均的な世帯の使用量・値引きの試算(2026-11-07確認)
計算は目安です。実際の値引き額は、契約している会社、料金プラン、検針日によって変わります。燃料費調整額など、値引き以外の料金の変化は含めていません。入力した内容は、お使いのブラウザの中だけで計算し、どこにも送りません。